お客さんと向き合う
ゲームがゲームであるためには、遊ぶ人がいないといけない。
遊ぶ人は、ゲームをつくる者にとってはお客さん。
というわけで、
を本屋で購入。
購入の動機は
・平積みしててタイトルにひかれた
・出版されてから1か月で6刷発行してる
・中の文章が親しみやすい雰囲気がした
の3点。
通勤電車で読み終えた。
私が大事だと思ったのはつぎの二つ。
ひとつめ。
P.62
~自分自身にこんな質問をしてみよう。
1:お客はどうしてここに集まっているのか?何を探しているのか?
2:お客が嫌っていることは何か?
3:どうして嫌っているのか?
4:お客は、何に悩んでいるのか?
5:どうして悩んでいるのか?
6:お客が恐れていることは何か?
7:どうして恐れているのか?
ふたつ目。
P.267
~その鍵となる5つの質問は、次の通りである。
1:あなたの商品は、ズバリどんな商品か? その特徴2つを、20秒以内で、簡潔に説明すると?
2:この商品を20秒以内で説明しただけで、「なんとか売ってくれ」と頭を下げて、嘆願するお客はどのようなお客か?
3:いろいろと似たような会社がある中で、既存客はなぜ自分の会社を選んだのか? 同じような商品を変えるような会社がいろいろある中で、なぜ、既存客は、自分の会社から、この商品を買うことにしたのか?
4:いったい、お客は、どんな場面で、怒鳴りたくなるほどの怒りを感じているか?どんなことに、夜も眠れないほど悩み・不安を感じているか? どんなことに、自分を抑えきれないほどの欲求を持つか? その怒り・悩み・不安・欲求をお客が感じる場面を五感をつかって描写すると?
5:なぜこの商品は、その悩みを簡単に、短時間で解決できるのか? それを聞いたとたん、お客はどんな疑いを持つか? その猜疑心を吹き飛ばす、具体的・圧倒的な証拠は?
…「商品」「会社」をいろんな言葉に置き換えれば、いろいろと応用できる考え方であり、且つそれを言語化してるのがすげぇなぁと素直に感心。